12カ月間の累積インフレが年8%に及ぶ中、支出のコントロールが出来ないまま、クレジットカードでの買い物を繰り返し、債務不履行に陥る消費者が増えている。
16日付エスタード紙によると、年334%という返済利息にも関わらず、クレジットカード利用者は増えており、1月は同カードにより290億レが動いた。特別小切手の返済利息は208・7%、個人融資の利息は107・4%だから、同カードの金利はダントツだが、背に腹はかえられぬ消費者が容易に手を出せるのもこのカードで、1月の利用金額は昨年同月比で8%増えた。
だが、容易に手が出せる分、返済に困る例も多く、負債を抱える家庭の70%はクレジットカードの返済が遅れており、3カ月以上返済が遅れる債務不履行は39%に上るという。返済を分割するのは一案だが、その場合も106・7%の利息を覚悟する必要がある。