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スト決行を決めたクリチバの清掃職員組合員達(Siemaco Curitiba)
スト決行を決めたクリチバの清掃職員組合員達(Siemaco Curitiba)

リオとパラナで清掃夫スト=互いの主張の差埋まらず

 13日に始まったリオ市の清掃夫のストは17日も収束せず、市民達は日常生活に支障をきたしている。また、17日にはパラナ州の清掃関係者もストに突入と同日付G1サイトが報じた。
 リオ市のストは、3%調整という市と、給与の40%調整と食事手当ての27レアルへの引き上げを求める組合側の主張の差が大き過ぎ、75%は就労またはスト停止との13日の労働検察の調停も無視された。労働地裁も同日、ストは違法と判断し10万レアル/日の罰金を言い渡したが、ストはまだ続いている。
 一方、パラナ州クリチバ市でも17日朝、清掃関係者が無期限ストに入った。組合側は給与20%と食事手当て30%の引き上げを要求しており、会社側の7・7%調整案との差が大きい。労働検察は同日、組合と会社、市役所の会談の場を用意したが交渉は決裂。市は住民にゴミを路上に出さないよう要請した。