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敵地でフランスに逆転勝ちを収めたセレソン・イレブン(Rafael Ribeiro/Fotos Públicas)
敵地でフランスに逆転勝ちを収めたセレソン・イレブン(Rafael Ribeiro/Fotos Públicas)

セレソン=敵地でフランスに逆転勝利=ドゥンガ政権無傷の7連勝

 26日、フランス・パリ市北部のサン・ドニ市スタッド・ドゥ・フランスで行われたサッカーの親善試合、対フランス戦でブラジルが3対1で勝利を収めた。ブラジルはこれで14年W杯後の第2次ドゥンガ政権発足以来、7連勝となった。
 17年前の7月12日、同じ場所で両国はW杯決勝戦を戦い、フランスが3対0で勝利を収めた。奇しくも当時の両チームのキャプテンが監督として相まみえた因縁の一戦は、ドゥンガ率いるブラジルが雪辱を果たした。
 先制したのはフランス。前半21分、左からのコーナーキックをディフェンダーのヴァランがヘディングで合わせた。ブラジルも、同39分にフィルミーノとのパス交換で突破したオスカールが相手ディフェンダーより一瞬早くボールにさわりシュート。これが決まって同点とした。
 さらに、後半11分にはネイマールが角度の無いところからキーパーの逆を突いて勝ち越しの点を入れた。ネイマールはこれで代表通算43ゴールで、歴代6位のジャイルジーニョにあと1点と迫った。23分にはルイス・グスターヴォがコーナーキックを落ち着いて沈めてダメ押し。3対1の逆転勝利だった。
 ドゥンガ監督は17年越しのリベンジとの見方を否定。「それは過ぎたことで関係ない、必要以上に選手を煽っても、良いことは無い。ただ、フランスのような強敵に勝つことは常にポジティブなこと。選手達はまだ〃7対1〃での敗北からの回復の途中だ」と慎重な見方を崩さず、「日曜日、ロンドンでのチリ戦までは休みが2日しかない。メンバーを大きく入れ替える」と述べた。