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 岩手県人会(千田曠暁会長)が会報188号を発行した。1月の定期総会で、千田会長が9期目の続投を決めたことや、地酒「南部美人」の久慈浩介社長の来館(12月)、餅つき大会(2月)の様子などが伝えられた。末尾には1973年の創立15周年時の集合写真も掲載。そのついでにこれまでの創立式典を振り返る内容となっている。図書整理中に発見されたものだそうで、各団体にも貴重な資料が埋もれているかも。
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 米コーヒー店「ブルーボトルコーヒー」が2月、東京は清澄白河に一号店、3月は青山に二号店をオープンした。価格帯は450~600円と値が張るが、開店後まもなく3、4時間待ちの行列ができたとか。来月は3号店開店と飛ぶ鳥を落とす勢いだ。高品質な豆を一杯ずつ丁寧に抽出した質重視のサードウェーブコーヒーが人気の理由で、値段も提供形態も当地の素朴な〃バールコーヒー〃とは真逆を行く。コーヒー文化が花開く日本に対し、当地は専門店もごくわずか。安く飲めるのはありがたいが、コーヒーの産地としてはもう一工夫ほしい気も。