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新潟県人会=南雲氏、2度目の会長に=来年の創立60周年控え

 新潟県人会が3月8日、サンパウロ市アクリマソン区の同会会館で定期総会を行なった。会長職は13年から1期2年務めた朝妻エレナ秀子さんが退任し、南雲良治さんが第12代会長となった。98年2月から6期半務めており、2度目の会長就任となる。
 二世の朝妻前会長は、「16年の創立60周年を控え、日語の読み書きが不可欠」とし、南雲元会長の再就任を推した。
 苦慮の上引き受けたという新会長は、「以前の会長時に3回の創立式典を迎えた。その経験を生かして、今回も母県との連携を深めたい」と意気込みを語り、「指名されたからには2年という任期を全うしたい」と約束した。
 当日はシロアリによって傷んだ会館の対策も議題に挙がった。25日に来社した南雲会長は、「会館は築60~70年になる。会員らの寄付によって天井の改修ができそうだ」と、明るい見通しを語った。新役員は次の通り(敬称略)。
 【顧問】西川忠雄【相談役】原沢和夫、佐藤平八【会長】南雲良治【副会長】朝妻エレナ秀子(第一)、樋口香(第二)【正監査】佐々木ルイス、水本南雲法子、平井恵子