JICAブラジル事務所の次長としてブラジルに赴任した宮本義弘さん(42、兵庫)が19日、着任あいさつに訪れた。2月20日から就任しており、総務経理・広報を担当する。任期は3~4年の見込み。
2006~10年にも職員として同事務所に勤務していた。当時は日本移民百周年を迎えたことから、「年間を通じ色んな行事が執り行われた」と懐かしんだ。
今年の日ブラジル交樹立120周年記念事業の一つである「日ブラジル家事業展覧会」は、JICAが実行主体となって各地の日本祭りで開催しているため、「せっかくの周年行事なので、多くの人に来場してもらえるよう広報したい」と意気込んだ。
昨年8月の安倍晋三首相来伯によって、2~3年内に100人までシニア・青年ボランティアを増員することが決まった。宮本さんは「日系者会への機運が高まっている。企業、学生、日本のブラジル人らも含め、様々な形の交流を進めたい。増員に備え事務所の体制も強化しなければ」と抱負を述べた。
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