ブラジルホテル協会リオ州支部(ABIH‐RJ)によると、2~5日のセマナ・サンタ(聖週間)の連休中のリオ市のホテルの客室稼働率の平均は55%を超えると2日付アジェンシア・ブラジルが報じた。
イパネマやレブロン地区は78・99%、コパカバーナとレメ地区は76・11%と高いが、市中心部、バーラダチジュッカ、フラメンゴやボタフォゴ地区の稼働率は40%程度だという。
リオ市以外の観光地でも需要は加熱し、平均稼働率は既に83%に達している。人気が高い山岳地帯のペトロポリスやテレゾポリス、同州南部海岸のパラチーやマンガラチーバ、湖畔のブジオスやアライアル・ド・カーボなどの稼働率は90%を超えている。これらの観光地に行く観光客の多数は、比較的近い距離で3連休を享受しようとするリオ市民だという。
ABIH‐RJのアルフレド・ロペス会長は、4月は休日が3回あるので需要が分散するのは当然とし、「リオ市会議観光客誘致センター(Rio CVB)はリオ市観光の魅力をPRする目的で、3月24~30日にサンパウロ州やミナス州でラジオを使った広報活動も行った」と語った。