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ロウソクが倒れて火災=姉妹2人抱き合って焼死

 パライバ州ジョアン・ペッソアで8日夜、ロウソクを点けたまま就寝した8歳と9歳の姉妹が抱き合ったまま焼死するという事件が起きたと9日付G1サイトが報じた。
 母親のシベレ・カンポスさんによれば、妹の方が暗闇で寝るのを怖がったため、ベッドから離れた所にロウソクを置いておいたが、何かでひっくり返って火事になったという。火事が起きた時、シベレさんは別の部屋で末の男の子と寝ていたが、隣人達が扉を破り、シベレさんと息子を助け出した。
 シベレさんは家政婦として働いているが、家計が苦しく、電気代が払えなくて電気を切られていた。シベレさんは小さな子供がいる家でロウソクを使うのは危険と考え、別れた夫(子供達の父親)にも助けを求めたりしたが、夫にも350レアルの借金は払えず、夫の父親に子供達を引き取ってもらう事も考えていた矢先だった。