梅田邦夫駐ブラジル日本国特命全権大使ご夫妻は3月12日にクリチーバ市のパラナ州議会で行われた日本ブラジル外交関係樹立120周年、パラナ州日本人入植100周年、パラナ州兵庫県姉妹州県提携45周年の公式開幕式に出席し、その後、北パラナ公式訪問を行った。
翌13日、池田敏雄在クリチーバ日本国総領事夫妻の案内で、ロンドリーナ空港に到着、折笠力己知パラナ日伯文化連合会会長はじめ同会役員、ロンドリーナ文化体育協会役員が出迎えた。初めにロンドリーナ文化体育協会を訪問、約45分にわたって、地元の日系人の歓迎を受けた。
続いてロンドリーナ市役所にアレシャンドレ・キレフェ市長を表敬訪問した。アプカラナ、アラポンガス、ローランジャ、カンベ、マウア、バンデイランテス、カンバラ、カルロポリス、イタンバラカ、ウライ、コルネリオ・プロコピ、アサイ。イビポラン、ロンドリーナ地方日系人主催の歓迎会は、パラナ日伯文化連合会会館で行われた。平日にも拘わらず約150人の参加で賑わった。
会場の入口には、池坊の鈴木隆月先生と門下生の丹羽エレナさんの生花・迎花が活けられ歓迎の意を表した。吉田パウロ司会で、歓迎会に入ったが、はじめに、折笠パラナ連合会会長の歓迎の挨拶、次に大使ご夫妻、総領事ご夫妻に記念品贈呈、パラナ州議員挨拶、梅田邦夫大使ご挨拶、西森ルイス下院議員挨拶があって、嶋田巧アリアンサ名誉会長の音頭で乾杯、昼食に入った。
約1時間の昼食が終わって、トミ・ナカガワ公園を通って、今年の記念行事が行われる「ジャポン・フェステ」の会場パルケ・ネイブラガを視察、それから在ローランジャ、パラナ州日本移民センターに向った。
センターでは、慰霊碑に献花、参拝、植樹、移民史料館を一周、次の訪問地、マリンガへ向かった。マリンガでは、市長表敬訪問、マリンガ地方日系団体の歓迎夕食会が催された。
翌日はパルケ・ジャポン、パラナ老人福祉和順会、サンフランシスコ・シャビエル、パラナ病院を訪問し日程を無事終えブラジルアへ帰途に着いた。(中川芳則ロンドリーナ通信員)