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サントスの火災遂に鎮火=会合後に港の業務正常化
【既報関連】サンパウロ州海岸部サントス市アレモア区で2日朝発生したウルトラカルゴ社の燃料タンクの火災は、発生から8日後の10日になってやっと鎮火と10日付伯字紙サイトが報じた。
8日からは航空機の火災などに使うコールド・ファイアーと呼ばれる薬剤も投入、一旦は鎮火したと思われたが、タンクから漏れたガソリンに引火し再燃。9日も薬剤投与で火勢が落ちた後もタンクの一つが完全に消火しきれず、10日朝も黒煙が確認されていた。
消防は海水を汲み上げてタンクを冷やす作業を昼夜兼行で行い、10日は薬剤投与を行わないままで鎮火に成功した。
消防がタンクの炎は完全に消え、再燃の危険もなくなったと公式に発表したのは午後3時半過ぎで、午後4時過ぎには、市長が記者会見で消火に協力してくれた人々への感謝を表明し、サントス港の業務の正常化に向けた会合を行うと発表したとの報道もあった。
サントス港右岸地区にに向かうトラックは10日から部分的に通行が許されるようになったが、今回の火災で、ウルトラカルゴは業務停止命令を受けた。
今回の火災による被害はまだ集計されていないが、サントス港での積み荷の荷降ろしや搭載が止まった事やトラックの運送が止まった事で、部品その他の資材が届かずに生産活動が停滞した工場も出るど、環境や健康、経済などあらゆる面で損失が出ている。