ホーム | 日系社会ニュース | 北米報知=ワ州日本文化会館のトモダチ昼食会=ジョージ・タケイ氏が協力=ネクタイのオークション2200ドル
今年度のトモダチ表彰を受賞したジョージ・タケイさん(左)
今年度のトモダチ表彰を受賞したジョージ・タケイさん(左)

北米報知=ワ州日本文化会館のトモダチ昼食会=ジョージ・タケイ氏が協力=ネクタイのオークション2200ドル

 【北米報知2日付】ワシントン州日本文化会館(JCCCW)の春の恒例行事となる「トモダチファンド昼食会」が3月27日にシアトル大学で開かれた。支援者300人以上が集まり会場は満員、今年度のトモダチ表彰を受賞したゲストの俳優ジョージ・タケイさんとの交流を楽しんだ。
 今年で7回目を迎える同イベントは、団体の年間運営資金が募金される重要行事となる。また米国、日系社会や日米関係などに寄与する関係者への表彰式も行われる。今年は日系人俳優でブログなどのソーシャルメディアでも活躍、また人権、社会活動も積極的に行っているタケイさんが表彰を受けた。
 タケイさんは基調演説では「我々は先祖から受け継いだ文化、日系人としてのレガシー(註=過去の遺産)を享受しています」とコミュニティーの大切さに触れた。時代とともに当地も都会化し、生活様式が変化するなかで、新たなコミュニティーとの友好関係を築きながら日系社会としてつながりを保ち続けていると語った。
 舞台ではサイン入りのネクタイをオークションに出品。2200ドルで落札された。昼食会後の出席者との写真撮影会では、長蛇の列ができるなど当地日系関係者と改めて交流を深めた。
 毎年の季節行事として、トモダチ昼食会のほか、5月の子供の日、8月のコミュニティーセール行事、11月の文化の日が行われる。団体活動の多くがボランティアによって支えられており、今後も変わらぬ支援が求められている。
 詳しくはwww.jcccw.org へ。(英文記事・写真 =マイヤ・ゲスリング)