連邦政府が移動型の通信機器を使った支払いを認めて以来、携帯電話で支払いを行う人の数が急増中と11日付エスタード紙が報じた。
携帯電話などの移動型通信機器での支払いは、5年間で2275%増えた。現在40%を占めるインターネットによる支払いは135%の伸びに止まっており、多機能型の携帯電話の普及が支払い形態の変化を生んだ事がよくわかる。
ブラジル銀行では、携帯電話の方が従来型のカードよりも便利だとして携帯電話を使う顧客が増え、50レ未満の買い物には暗証番号も不要になっている。同行では、同行のクレジットカード利用者1千万人中100万人は、今年中に携帯電話による決算を利用するようになると見ている。
連邦貯蓄銀行も、携帯電話による送金などを認め始めた。同行ではこれにより、銀行口座を持たない国民5500万人を取り込めると見ている。