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アチバイアで原爆展14日から=核廃絶願い署名、講演会も

 アチバイア文協の日本語学校(青山明政校長)が14日から同会館(Rua Doutor Eurico de Souza Pereira, 142)で『原爆展―核のない平和な世界へ』を開催する。19日まで。被爆体験を語る講演会が同日午後3時からあり、講師には被爆者平和協会の森田隆会長、渡辺淳子さんを招く。
 30日から5月17日までは同市のイベント会場「Centro de Convencoes」(Al. Lucas Nogueira Garcez, 511 – Vila Thais)でも開催する。同講演会も5月14日午後7時から行なわれる。
 同展では原爆の被害に関するポスターや、日語校生徒が作成した千羽鶴などを展示する。来場者用の折鶴コーナーも設置される。
 受付では、日本の高校生が呼びかける「高校生1万人署名活動」も行なわれる。核兵器廃絶と平和な世界の実現をめざす同署名は、高校生以外でも署名が可能。集まった署名は全て国連に提出する予定となっている。
 同展は04年、広島出身のJICA隊員が中米・ニカラグアに派遣されたときに第一回を現地で開催した。以後、賛同する隊員らにより、60カ国以上で120回以上実施されてきた。
 この企画に賛同した、同校に赴任するJICA日系社会青年ボランティアの藤森優さんは「戦後70周年を機に戦争、世界の平和について考える機会にしてほしい」と話し、来場を呼びかけた。
 問い合わせは同文協(11・4413・6371)、または日語校(同・4411・4175)まで。