ブラジル日本文化福祉協会図書委員会(林まどか委員長)が恒例「秋の古本市」を、19日に文協ビル展示室で開催した。午前9時の開場から客足は好調で、約450人が来場した。
小説、エッセイ、婦人雑誌、学習書、漫画などが格安2レアルからで販売された。前日の準備と当日の運営に延べ85人のボランティアを動員し、1万2764レを売り上げた。
林委員長は「夏目漱石を探しに来たブラジル人が、全集コーナーで『我輩は猫である』を探し出し、喜んで帰られたのが印象的だった。連休の初めで心配していたが、意外と人出が多く、部員一同ほっとしている」と話した。
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