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ブラジル各州選手権が佳境に=順当に強豪同士が顔合わせ

南大河州選手権決勝の指揮を執る前セレソン監督、現グレミオ監督の〃フィリポン〃(Lucas Uebel/Gremio FBPA)

南大河州選手権決勝の指揮を執る前セレソン監督、現グレミオ監督の〃フィリポン〃(Lucas Uebel/Gremio FBPA)

 5月9日のサッカー全国選手権開幕まで2週間を切り、26日には全国各地で州選手権決勝第1戦が行われた。主要3州の決勝カードは、サンパウロ州がパルメイラス対サントス、リオ州がボタフォゴ対ヴァスコ・ダ・ガマ(以下ヴァスコ)、南大河州がグレミオ対インテル・ナシオナルの顔合わせとなった。
 サンパウロ州では7年ぶりの決勝進出となったパルメイラスが26日、満員のホームスタジアムで7年連続決勝進出のサントスとの第1戦を1対0で勝利したが、パルメイラスファンにとっては、PKの失敗もあり最少点差の勝利となったことが第2戦にどう影響するかが気がかりなところだ。
 リオ州は昨年の不振から今年は全国2部で戦うボタフォゴと、昨年は2部での雌伏を強いられ、今年全国1部に復帰したヴァスコがマラカナン競技場で対戦し、ヴァスコが1対0で決勝第1試合を制した。
 南大河州では共に全国レベルでも強豪のグレミオとインテルナシオナルの対戦、通称〃グレ・ナル〃が去年に引き続き実現し、グレミオホームの決勝第1試合は0対0の引き分けとなった。
 決勝第2戦は5月3日の日曜日にホームスタジアムを入れ替えて行われ、2試合の合計得点で優勝チームが決まる。