以前この欄で、サンパウロ市サンジョアキン駅近くに屋台を出し、中国人がソース焼きそばを販売していると紹介した(14年9月13日付)。路上調理で衛生法に触れるので、その点に厳しかった前カサビ市長の時は一時姿を消していたが、ハダジ市長に代わってから再び現れている。同種の屋台はレプブリカ駅やアナローザ駅にもあり、むしろ増えている。小が5レアル、大が8レアルと数年前から物価ほどは上がっていない。モトボーイなど庶民階級が主なお客さんで、夕方などけっこう忙しそう。日系と違って、合法非合法に関係なく商売をする在伯中国系社会のしたたかさが感じられる商売だ。