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貫禄の金を獲得したアルトゥール・ザネッチ(Paulo Pinto/Fotos Publicas)
貫禄の金を獲得したアルトゥール・ザネッチ(Paulo Pinto/Fotos Publicas)

リオ五輪へ大きな弾み=ブラジル体操選手団サンパウロ市に舞う

 1日から3日までの3日間、サンパウロ市イビラプエラ公園内の体育館で、体操のワールドチャレンジカップが開催され、ブラジル選手団は男女合わせて9個のメダルを獲得した。
 2日は、男子跳馬でアンジェロ・アッスンプソンとジエゴ・イポリトが金と銅、男子床運動でジエゴ・イポリトが銀、男子平行棒でフランシスコ・バレットが銅、女子跳馬でレベッカ・アンドラーデが銀。3日は男子つり輪でアルトゥール・ザネッチとエンヒキ・フローレスが金と銀、フラビア・サライバが床運動で金、平均台で銀をとり、合計メダル数を金3、銀4、銅2とした。
 ロンドン五輪男子つり輪金メダリストのアルトゥール・ザネッチは今回も1万5900点と安定した演技でブラジルに金をもたらした。エンヒキ・フローレスも1万5100点の銀と続き、ブラジル〃ワン・ツーフィニッシュ〃となった。
 膝の痛みを訴えて欠場したアルトゥール・ノリーの代替選手として出場した新鋭18歳、男子跳馬のアンジェロ・アッスンプソンは、思い切りのよい演技で金メダルを掴んだ。「オリンピック代表の座を掴みたい。自分の努力と才能に賭けるよ」と息を弾ませた。
 女子床運動で金、平均台で銀を獲得したフラビア・サライバは15歳で、今回がシニアの国際大会初参加だ。大歓声を一身に浴びた身長133cmの新星は「結果にとても満足している。このために充分練習してきたから」と語った。