今週はリベルタドーレス杯でサンパウロ対クルゼイロ、アトレチコ対インテルと、ブラジルチーム同士の〃潰しあい〃が実現した。平日にリ杯を戦ったチームは息つくまもなく、明日開幕の全国選手権も戦わねばならない。サンパウロ州選手権準優勝と復活の兆しの見えるパルメイラスはそうした不利益とも無縁で一気に下克上を起こすかも。
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サンパウロ市東部ベント・ゲルフィ大通りに設置された自転車レーンは他のレーンと異なり、大通りの真ん中、対抗車線が交錯する部分を赤く塗っただけで、車から防御する中央分離帯なども無い。乗用車が制限速度をオーバーして自転車レーンに侵入することもあり、、レーンにはタイヤ跡さえ残っている。自転車利用者は「安全策が全然取られていない。路肩を走ったほうがまし」と肩を落としている。
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6日午前11時半頃、サンパウロ市西部ラッパ区にあるダイエット食品をあつかうHerbalife社の店舗で、テーブルの天板が5歳の少年にぶつかり死亡した。母親が接客されている最中に少年はテーブルの上のコップを手に取ろうとテーブルに体重をかけた。少年の体重で固定されず脚の上に載っていただけの木製の天板は跳ね落ち、少年の胸部に当たった。少年はすぐに病院に運ばれたが、死亡した。同件は、殺意の無い過失殺人として捜査される。Herbalife社は少年の死を悼み、「事故直後には必要な全ての行動をとったとした」とした上で、「遺族にはいかなる援助も惜しまず、捜査には全面協力すると」書面で述べた。