パラナ日伯文化連合会(アリアンサ)名誉会長の上口誠一さんが8日昼前ごろ、自宅の農場で亡くなった。享年70。
鹿児島県出身、1959年に渡伯した。サンパウロ州マリンガ市の平田耕地に入植、62年にマウア・ダ・セーラの富士植民地に移りトマト作りに従事した。
67年から同地で独立農となり、養豚や果樹の複合経営を開始。コチア産組の地元評議員として種子精選所の設置にも尽力した。
92年から2期4年に渡りマウア文協会長を務めたほか、アリアンサでは文化部長、副会長を経て、2004年に会長就任。任期中最後の仕事とし、州の2大連合会、アリアンサとパラナ文化運動連盟の合併を実現した。
葬儀は9日の予定だが、詳細は未定。
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