ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

 麻薬密売人の〃ベイラ・マール〃ことルイーズ・フェルナンド・ダ・コスタが14日、13年前にリオ市東部のバングー刑務所で発生した暴動で4件の殺人を犯したとして、懲役120年以上の実刑判決を受けた。ベイラ・マールはコロンビアで捕まり、ブラジリアに移送された01年4月より刑に服しており、6カ所の刑務所を転々とした後、3年前よりロンドニア州ポルト・ヴェーリョ市の連邦刑務所の独房に入っている。
     ◎     
 地下鉄勤務者が14日にストライキに入り、来週は地下鉄運行をストップさせると脅しをかけている。地下鉄職員組合は、サンパウロ地下鉄との3度に及ぶ会合の後、賃上げ交渉は決裂したと発表した。労組側は14年のストのあと解雇された職員の復帰と17%の賃金増額を求めているのに対し、サンパウロ地下鉄は7・21%の調整と解答している。組合側は運行ストップの是非を問う集会を20日に計画している。
     ◎     
 サンパウロFCの大ベテラン・ゴールキーパーのロジェリオ・セニ(42)は、昨年末で引退予定だったが、今年のリベルタドーレス杯優勝を引退の花道とすべく、契約を同大会決勝の翌日8月6日まで延長していた。大会制覇の夢は13日にベスト16で敗退したことで潰えたが、本人は5月9日に開幕した全国選手権を途中まで戦う意志だ。試合日程に目を移すと、引退試合になる可能性があるのは8月2日予定のアトレチコ・ミネイロ戦で、地元サポーターに別れを告げるのは、7月26日に予定されているクルゼイロ戦となる見込みだ。