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合同茶会を熊本会館で31日=肥後古流と静風流煎茶道

田呂丸会長、清原さん、大塚さん、森会長、松酒喜美子さん

田呂丸会長、清原さん、大塚さん、森会長、松酒喜美子さん

 ブラジル熊本県文化交流協会、肥後古流、静風流煎茶道ブラジル灯楽会が共催する第2回合同茶会が31日午後1時半から、サンパウロ市の熊本県人会館(Rua Guimaraes Passos, 142, Vila Mariana)で開催される。昨年11月11月23日に第1回目を開催した。参加費は無料。
 熊本県の小堀家において肥後古流を趣味で嗜んできたJICAシニアボランティアの大塚雄子さんが6月に帰国するにあたり、もう一度開催する運びになった。抹茶による伝統的な茶道で「武士のたしなみとしてお点前が男っぽいのが特徴」だという。
 同県人会には、05年に市費研修生として小堀家で肥後古流を学んできた清原綾子パウラさんがおり、道具一式が会館に寄贈されていた。清原さんは通常、灯楽会でお茶を点てていることもあり、合同で開催する運びとなった。
 当日は宮城道雄流の長瀬玲子会長による琴の生演奏も予定されており、雰囲気たっぷりの茶会になりそうだ。灯楽会の森由里子会長は「お茶にはビタミンC、カテキンが豊富に含まれており、美容にも最適。ぜひご体験を」、大塚さんも「気軽な感じで飲みに来てください」と呼びかけた。
 田呂丸哲次県人会長も「若い人がもっと日本文化に関心を持つような良い刺激になる」と喜んでいる。