南マット・グロッソ州で24日午前、テレビの司会などで知られるアンジェリカとルシアノ・フッキ夫妻とその子供、乳母を乗せた小型機がエンジンの故障で強制着陸する事故が起きたと25日付伯字紙や各紙サイトが報じた。
アンジェリカ一家を乗せた双発機は同州西部のミランダを午前9時(ブラジリア時間では午前10時)に発ち、カンポ・グランデに向かっていたが、ロシェド上空でエンジンの一つが停止。操縦士はカンポ・グランデと送信の上、高速道路脇の牧草地に胴体着陸した。
操縦士がエンジンを完全に切ったため、炎上は免れたが、着陸の際の衝撃で、アンジェリカは腹部の筋肉などの痛みを訴えており、フッキは背骨を骨折したという。同夫妻は現在、サンパウロ市のあるベルト・アインシュタイン病院に入院して検査や治療を受けている。
同乗していた子供3人と乳母2人、正副操縦士の7人は軽傷で済み、24日のうちに自宅に戻った。アンジェリカ一家は撮影のためにミランダに赴いており、帰宅するためにカンポ・グランデに向かう途中での事故だった。
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