第23回全伯虚子忌俳句大会が4月21日にリベイロンピーレス市で開催され、各地から俳句愛好家約60人集まった。兼題は虚子忌、運動会、栗、歓喜樹、秋の水。5人の選者が特選、次点の選考を行い、また参加者全員で句に投票する総合点の投票が行われた。総合点順位は以下の通り第1位中馬和子、第2位平間浩二、第3位岩崎ルリカ、矢沢あい、第5位西森ゆりえ。
特選、次点受賞句は次の通り、小斉棹子選=特選「祖母の名はおこうととよ乃栗飯」(西川あけみ)、次点「題届き今年の虚子忌スタートす」。樋口玄海児選=特選「栗おこわ復活祭祝ぐ子供等に」(永田美智子)、次点「蓋とればにほひと飛びだす栗ごはん」(中馬淳一)。
広瀬芳山選=特選「ジェズエッタ越えし山々アレルイヤ」(野村いさを)、次点「初虚子忌素直な句作心して」(岩崎ルリカ)。星野瞳選=特選「天に雲地にアマゾンの秋の水」(平間浩二)、次点「人の世の橋に見送る秋の水」(小斉棹子)。
野村いさを選=特選「子に戻る母につきそひ栗ひろふ」(中馬和子)、次点「古書市の友と虚子句の約束を」(浜田一穴)。(敬称略、順不同)
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