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国際色豊かな囲碁選手権=烏山久夫さんが連覇達成

熱戦を繰り広げる選手たち

熱戦を繰り広げる選手たち

 日本南米棋院本部(村井修理事長)主催の「第5回ブラジル杯囲碁大会」が5月16、17の両日、サンパウロ市内の棋院会館で盛大に行われた。ブラジリア、麻州、リオなどサンパウロ州外からも愛好家が駆けつけた。
 6段以上に出場資格がある全伯選手権の他、4―5段戦、初―3段戦、級位戦というカテゴリーに分かれ、試合が行われた。全伯一には烏山久夫さんが輝き、見事2連覇を達成した。
 参加者の内訳は6、7段が10人、5段も10人と高段者が揃った。初段から4段までは22人、級位者は14人で計56人だった。日系・非日系だけでなく、中韓国籍者やドイツ人も集まる国際色豊かな大会となった。
 成績は以下の通り(1位から順、敬称略)。【選手権】烏山久夫、グー・シー・ジュン、シマダ・シンジ【4―5段戦】藤田逸雄、林繁男、ゲルジ・フォンルドベリ【初―3段戦】ヨシタケ・ヨシト、ナカマエ・イヴァン、サカジリ・フミオ【級位戦】ルーカス・トリシ、村井美枝子、西谷研三