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ベロ・モンテ=発電所工事現場で死傷事故=セメント保管庫崩れ3人死亡

 パラー州アウタミーラのベロ・モンテ水力発電所建設現場で5月30日未明、セメント保管用の塔(サイロ)が崩れ、3人が死亡、3人がケガをしたと同31日付エスタード紙が報じた。
 事故が起きたのは、トラックで運んできたセメントを保管庫に移す作業中で、1200トンに及ぶ塔が崩れ、セメントの中に生き埋めとなった作業員3人は、同発電所の医療班などが救出し、病院に運んだ。軽傷の2人は既に退院し、肩の骨を折った作業員は観察中だ。保管庫が直撃した作業員3人の遺体は、同日夕方になって回収された。同発電所では昨年も、トラックにはねられた作業員が死ぬ事故が起きている。
 ベロ・モンテ水力発電所建設は2010年4月に入札を終え、2019年完成予定だ。総工費290億レアルをかけた発電所は最大出力1万1233メガワット、平均出力4571メガワットと見込まれている。