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歯医者大国ブラジル=毎年診察に行っている人の割合は?

 ブラジルが世界一を誇る意外なものに「歯医者の数」がある。全国の歯医者の数は26万人にも及んでいる。
 そんな歯医者大国ブラジルにおける国民の診察に関するデータが、2日に地理統計院(IBGE)から発表された。
 2013年の調査に基づいたデータによると、「毎年必ず1度は歯医者に通っている」と答えた人は全体の44・4%だった。地域別に見ると、最も診察に行っているのは南伯の51・9%、南東伯の48・3%で、逆に低いのは北東伯の37・5%、北伯の34・4%となっている。
 また、18歳以上の人で歯をすべて失った人の割合は11%で、これが60歳以上となると41・5%となる。
 さらに「毎日2回以上歯を磨いている」と答えた人は89・1%に及び、「自分の口腔内の健康状態は良いまたは最良と思っている」人は67・4%だった。
 なお歯科医は、最低でも半年に1度は診察を受けるよう、勧めている。(2日付エスタード紙サイトより)