トリックプレーで物議=ネイマール
5月30日、スペイン国王杯決勝でFCバルセロナのネイマールが試合終了間際に見せたプレー https://youtu.be/QrTMlhAzZ9A が物議を呼んでいる。ブラジル・ポルトガル語でcarretilha(釣具の「リール」の意味)、日本では〃ヒールリフト〃と呼ばれる曲芸的なプレーだ。
バルセロナが2点リードし、試合の行方も大方決まった後半40分にこれをやられた対戦相手、アスレティック・ビルバオの選手は激昂し、ネイマールを突き飛ばし、ファールを詫びるどころか「(馬鹿にしたプレーをして)悪いのはお前だ」とばかりに倒れたネイマールに詰め寄った。
ネイマールのプレーについては、アスレティック・ビルバオの選手や各国報道陣、さらに口調は控えめながらも、味方のバルセロナの選手まで批判した。
しかしセレソンの間ではそのプレーでネイマールを批判する者はおらず、コーディネーターのジルマル・リナルディ氏は「われわれはネイマールの資質をよく知っている。才能豊かな彼は、新しい技を発明さえもしている。ブラジルと欧州のサッカー文化の違いの理解のために対話が必要だ。彼がチームの利益になるプレーをする限り、我々は彼を擁護する。彼は凡人には説明のつかないことをやってのける」と発言し、ネイマールをかばった。
ネイマールがセレソンに対して引き起こす唯一の問題は「ネイマール依存症」だ。セレソンにとってネイマール不在は大きい。ネイマールは6日にベルリンで行われるチャンピオンズリーグ決勝戦に出場するため、7日にサンパウロ市アリアンツ・パルキで行われるメキシコとの親善試合は、ドゥンガ監督再就任以来初めて、彼を欠いて戦わなければならない。
ジウマル氏はそれにも悲観せず、「逆にウィリアン、『オスカル』など、他の選手を試すいい機会だ」と語ったが、同氏が名前を挙げた「オスカル」は怪我でセレソンから外れている。やはり「ネイマール依存症」の根の深さが浮き彫りになったか。(1日サイト・テーラより)