文協音楽委員会(本田ジュリア委員長)がブラジル人ピアニストのアルツール・シミーロさんを招き、「第73回文協ドミンゴ・コンサート」を14日午前11時から文協小講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で開く。移民107周年記念行事の一環。入場無料だが保存食(1キロ)の持参が必要。
1982年、南大河州生まれのシミーロさんは19歳からピアノを習い始め、才能を開花させた。欧州を拠点としてポーランドの国際タイトルを獲得するなど活躍しており、最近では「母国でも活動を」という強い希望をもって一時帰国している。
今公演ではバッハやベートヴェンなどクラシックの定番他、江戸時代の音楽家・八橋検校の「六段の調」も披露する。
本田ジュリア委員長と山川純子さん、大刀ミリアンさんが来社し「ブラジルを代表するピアニストの一人。この機会にぜひ」と呼びかけた。
問い合わせは文協(11・3208・1755)まで。