国際交流基金サンパウロ日本文化センター(深沢陽)が日伯外交樹立120周年記念事業の一環とし、和楽器トリオ「結」(ゆい)を招き、7都市(ロンドリーナ、ベレン、マナウス、サンパウロ、ヴィトリア、アプカラナ、ブラジリア)で公演を実施する。
サンパウロ市では13日午後7時からサンパウロ文化センター(Rua Vergueiro, 1000)で開催。開演2時間前から無料チケットが配布される。一人当たり2枚まで。
東京藝術大学音楽学部邦楽科を卒業した、はなわちえ(津軽三味線)、柿木原こう(箏)、辻本好美(尺八)さんの女性邦楽奏者3人が、日本の伝統音楽はもちろん、現代的なオリジナル曲やブラジルの曲を演奏する。サンパウロ公演では尺八奏者のシェン響盟氏が特別ゲストとして共演する。
2009年10月に京都で初ライブを行い、好評を博した。10年にはオリジナル楽曲が東京を代表する大型商業施設「TBS赤坂サカス」のイメージソングに起用される。これまでにファーストアルバム『始まりノ音』、セカンドアルバム『唯、君に』をリリースしている。現在は都内を中心に活動中。
問い合わせは同センター(11・3141・0110)まで。