アルゼンチンで9日、クリスチーナ大統領就任後5度目となるゼネストが行われ、ブラジルでも航空便キャンセルなどの影響が出たと9日付伯字紙サイトが報じた。
3月に続く今年2度目の24時間ストは、一般労働者への給与調整上限を現行の27%以上に引き上げる事を求めたもので、バスや電車、トラック、地下鉄、航空便、船舶といった交通機関や、ごみの回収、食料や燃料の配達なども停止。銀行や学校はスト参加を表明していないが、交通機関が停止すれば影響が出ないはずはない。
ブラジルとの関係では、TAM並びにGOLがサンパウロ州グアルーリョス~ブエノスアイレス間の便、少なくとも15便をキャンセルした。リオ~ブエノスアイレス間でもキャンセル便が出ている。TAMは9日、運行停止となった便の予約客は15日以内の別便への乗り換えるか無料での行き先変更が可能と発表した。GOLも予約客に同社消費者センター(SAC)に連絡を取るよう求めている。
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