梅崎嘉明氏が作品集発表=書き下ろし小説も収録 2015年6月10日 『奴隷と移民』表紙 梅崎嘉明氏が作品集『奴隷と移民』を上梓した。エッセイ「時代の変遷」「砂蚤とベルネ虫の話」短歌「歩道詩」「生ける屍」「光源都市」等を収録。 書き下ろし小説「奴隷と移民」は戦前の移民家族を描いたもので、短編ながら読み応えのある作品になっている。 梅崎氏は長年作家として活動しており、これまでにも数多くの歌集や小説集を発表し、数々の賞を受賞してきた。 また新たな文学誌や賞を創設し、コロニア文学界に貢献してきた。自身の著作物としては今回11年ぶりの発行となる。 2015-06-10 Nikkey Shimbun