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五輪チケット抽選結果発表=落選者も2度目のチャンス
16年8月に開幕となるリオ五輪の観戦チケット1次抽選会の結果が、9日に発表されたと10日付字各紙が報じた。
チケット総数750万枚の内、購入者が決定したのは約160万枚で、開会式、閉会式、男子サッカー決勝、水泳の10セッション、男女バレーボール決勝、男子バスケットボール決勝などは完売した。今回完売しなかった主要種目の中には、陸上、女子バスケットボール決勝、ボクシングなどがある。
2次抽選は7月1日から受け付けられ、8月に結果が発表されるが、申し込めるのは1次抽選に申し込んだ人のみで、1次抽選では1枚も買えなかった人が優先される。
750万枚の内、約160万枚が売れたという事実は、スポンサー分として開放されなかったチケットを差し引いても、相当数の種目、セッションは申し込みが少なかったということで、観戦者の希望が主要種目に偏っていたことが予想される。2次抽選では、「とにかく五輪を生で見たい」と思った落選者が非主要競技に申し込む可能性がある。
当選者は基本的に1週間以内にチケット代を払わなければならないが、クレジットカードで支払う人の支払い期日は、高額チケットが複数当選してカードの限度額を超えた人が限度額を引き上げられるよう、26日までとなっている。
当選を辞退したい場合は、複数当選分の一部だけのキャンセルはできないため、キャンセルしたら全ての購入権が失効することを理解しておく必要がある。
1次抽選でも2次抽選でもチケットを購入できなかった場合は、10月に始まる、オンラインでの直接購入の道が残されている。
尚、特別観戦席で食事のサービスもついたホスピタリティチケットとパラリンピックのチケット情報は、今年の下半期に発表される。