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今年のカモンエス賞はポルトガルに=ブラジル人作家受賞逃がす
ポルトガル語文学最大の栄誉であるカモンエス賞の今年の受賞者発表が17日夜にリオデジャネイロ市で行われ、残念ながら今年のブラジル人作家の受賞はならなかった。
受賞したのはポルトガルの詩人のエーリア・コレイア(65)だった。エーリアは80年代に文壇デビューし、同国では「80年代派」「ポスト・モダン派」として注目され、「オ・セパラール・ダス・アグアス」(81年)、「オ・ヌーメロ・ドス・ヴィーヴォス」などで注目された。
以後も詩や劇作などで高い評価を受け続け、ポルトガル国内での文学賞受賞も多く、今回の選考も満場一致で決まった。
カモンエス賞は、ポルトガル語の文学で功績を残した作家に授ける目的で、ポルトガルとブラジル両国の政府が1989年に作った賞で、ブラジルでは、同国最大の文学賞ジャブチ賞と並んで栄誉とされている賞だ。
過去の受賞暦はポルトガルが12人で最多で、ブラジル人は10人、他にアンゴラから2人、モザンビークから1人、さらに北アフリカの島、カーボ・ベルデから1人が受賞している。
ブラジルからは昨年、詩人のアルベルト・ダ・コスタ・エ・シウヴァが受賞。ここ10年間では4人が受賞している。
過去にこの賞を受賞した著名なブラジル人作家は、ジョルジェ・アマード(1994年)、ルーベン・フォンセカ(2003年)、リジア・ファグンデス・テレス(2005年)、ジョアン・ウバウド・リベイロ(2008年)などがいる。(18日付G1サイトより)