ブラジルセレソンはチリで開催中のコッパ・アメリカで21日、対ベネズエラ戦をチアゴ・シウヴァとフィルミーノのゴールで2対1と勝利、予選リーグC組を2勝1敗勝ち点6の1位で通過し、準々決勝進出を決めた。
17日の対コロンビア戦試合後のコロンビア人選手との小競り合いと審判への侮辱で、4試合の出場停止処分を受けたネイマールはこの試合をスタンドから観戦した。ブラジルサッカー連盟(CBF)が処分軽減を求める異議申し立てを諦めたため、ネイマールは大会の残り試合に出場することができなくなった。
ネイマールは所属のFCバルセロナでの連戦の疲労も考慮され、チームを離れることとなり、試合翌日の22日、自家用機でチリを発ち、ブラジルに戻った。帰国にあたり同選手は、「皆が優勝を目指して戦っている時に試合に出られないままトレーニングだけするのは難しい。コッパ・アメリカは僕にとっては終わってしまった」と語った。
準々決勝では、B組を1勝2分勝ち点5の2位で通過したパラグアイと27日にコンセプシオン市で対戦する。
この週末はセレソンの弟分とも言えるU―20代表がU―20W杯の決勝を、女子代表が女子W杯16強戦を戦った。
U―20代表は20日、ニュージーランドのオークランドで行われたセルビアU―20代表との決勝戦を1対2で落とし、準優勝に終わった。
カナダで開催されている女子W杯に出場中の女子代表は、21日の16強選でオーストラリア代表に0対1で破れ、世界制覇の道を絶たれた。
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