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感謝状を受け取るチバナさん(左)
感謝状を受け取るチバナさん(左)

サンパウロ州議会で「移民の日」=木多前文協会長らを表彰

 6月18日の「移民の日」を記念し15日夜、イビラプエラ区のサンパウロ州議会で「日本人移民107周年記念式典」が開かれた。飯星ワルテル、大田慶子、ウィリアン・ウー各連邦下議、羽藤ジョージ、西本エリオ両サンパウロ州議、野村アウレリオ、羽藤ジェオルジ、大田正高サンパウロ市議が企画した。
 中前隆博・在聖総領事や池田リュウゾウ陸軍少将、日系諸団体の各代表者らが出席した。各氏がスピーチに立ち、笠戸丸に始まる日本人移民107年の歴史を振り返ると共に、血と汗を流し今の地位を築いてきた移住者の貢献を称えた。
 またこれまでの功績を顕彰し、木多喜八郎・前文協会長ら8人に記念プラッカが手渡された。同氏は「表彰して頂き日系人として誇りに思う。多大な困難を克服した先祖に永遠の感謝を捧げる」と語った。
 同じく表彰を受けた柔道家のシャーレス・チバナさんは、「非常に光栄なこと。感謝の気持ちを忘れずにこれからも精進したい」と謝辞を述べた。
 その他、前田タネヨシ(前田パーク経営者)、青木智栄子(ブルーツリーホテル社長)、呉屋春美(文協会長)、谷口ジョゼー(こどものその前理事長)、与那嶺真次(元沖縄県人会長)、大城ヨキオ(アリアンサ理事長)各氏に感謝状が贈られた。