国際サッカー連盟(FIFA)は23日、南米サッカー連盟(Conmebol)に、ネイマールが17日のコロンビア戦で受けたレッドカードに伴う4試合の出場停止処分が、10月に始まる18年ロシアW杯予選に持ち越される可能性を示唆した。24日付各伯字紙が報じた。
マルク・カヴァリエロFIFA規律委員会委員長が、「コッパ・アメリカで出場停止処分が消化できない場合、残りはFIFA主催の公式戦で消化されなければならない」との署名入りの文書を発表したのだ。
これを受けConmebolは各国協会に通達を送った。ブラジルサッカー連盟(CBF)はその受領を確認し、同連盟法務部門で対応を検討する。
セレソンが27日のパラグアイ戦に破れると、ネイマールはコパ・アメリカでは2試合しか出場停止を消化できず、W杯予選の最初の2試合で消化することになるが、パラグアイに勝ち、準決勝に進めば、次に敗れても3位決定戦があるため、4試合の消化は可能だ。パラグアイ戦はベスト4進出以外にも大きなものが懸かる試合になった。