ホーム | 日系社会ニュース | ■ひとマチ点描■日本サッカーに夢中=チアゴ・ボンテンポさん(29、ミナス州)

■ひとマチ点描■日本サッカーに夢中=チアゴ・ボンテンポさん(29、ミナス州)

自身の運営するサイトを背に、はにかむチアゴ・ボンテンポさん

自身の運営するサイトを背に、はにかむチアゴ・ボンテンポさん

 「11年から日本代表の試合は全て見ている。昨日も真夜中にJリーグを見たから眠い」と語るのは、ガルボン・ブエノ街在住のチアゴ・ボンテンポさん(29)だ。子供の頃からサッカーと日本製ゲームに夢中、ゲームの文字が読みたくて日本語まで勉強した。
 ゲーム制作会社に勤めていたが、25歳の頃未来に漠然と疑問を感じ、好きだった「日本」と「サッカー」を組み合わせ、日本サッカーを伝えるジャーナリストになろうと、ジャーナリズム学科に入りなおした。
 在学時から始めた日本サッカーを紹介するブログが大手メディアの目に留まり、今では元Jリーガーブラジル人選手の取材を依頼されるようになった。
 「最初はインタビューもなかなか受けてくれなかったけど、今はメディアや選手の代理人から依頼が来ることも」とはにかむ彼は、外務省、文科省主催の奨学金制度に応募して、来年の日本行きを計画している。
 受け入れ先が決まるのは来年の2月。「日本はジャーナリズム学科が少ないから引き受け先あるかな?」と心配するも、彼の情熱をもってすれば道は拓けるだろう。(規)

チアゴさんのサイト
「Futebol no Japao」
http://globoesporte.globo.com/blogs/especial-blog/futebol-no-japao/1.html