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27日の試合の様子(Rafael Ribeiro/CBF)
27日の試合の様子(Rafael Ribeiro/CBF)

コパ・アメリカ=パラグアイにまたも敗戦=先制も逃げ切れずPKで

 27日にチリで行われたサッカーのコパ・アメリカの準々決勝で、ブラジル代表(セレソン)はパラグアイにPK戦の末に敗退し、17年開催のコンフェデレーションズ杯進出を逃した。28日付伯字紙が報じている。
 チリのエステル・ロア・スタジアムで行われた試合で、セレソンは前半14分、ダニエウ・アウヴェスの右からのクロスを、ロベルト・フィルミーノがシュートすると見せかけて、ベテランのロビーニョが先取点をあげた。ロビーニョのセレソンでの得点は、13年11月19日以来だ。
 しかし、その後のセレソンは、防戦一方の試合展開となった。追加点を狙って積極的な試合展開をしないため、中盤でパラグアイにボールを奪われ、コーナーキックを立て続けに奪われる展開が続いた。
 それでもなんとか凌いで逃げ切りたかったところだったが、後半26分、ゴール前でチアゴ・シウヴァが痛恨のハンドの反則を取られ、ゴンザレスにPKを決められて同点に追いつかれてしまった。
 奇しくも、4年前に同じ準々決勝でパラグアイと敗れたときと同じく、PK戦にもつれこむこととなったが、このPKでもセレソンの勢いはあがらず、エーヴェルトン・リベイロ、ダグラス・コスタが外し、3―4でPK戦を落とした。
 この敗戦でセレソンはコンフェデ杯出場を逃した。また、4試合出場停止のネイマールは2試合の処分を残したままとなり、W杯予選に適用される可能性が強まった。