1日、サンパウロ市で幼い子供の学校への送迎を行うスクールバスの運転手約3500人が、子供用のシート義務化に反対する抗議行動を行った。7歳半までの子供は「チャイルド・シートに着席させる」との法律が、スクールバスにも2016年2月1日以降適用されることになったためで、運転手側はこれを「1歳未満の子供のみにしてほしい」と訴えている。バス内の設備上の問題だ。この日、セントロのシャルレス・ミレール広場などにバスを並べて反抗した運転手たちは、そのほかに「バス専用道の使用許可」「学校用レーンの設置」「運転許可の手続きの簡易化」などを訴えている。
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サンパウロ市セントロのコスタ・エ・シウヴァ高架橋(ミニョコン)が、4日(土)午後3時より再び閉鎖される。これはヴィラーダ・クウツラルの行われた6月20日に続くもので、これが毎週土曜にミニョコンを閉鎖するか否かの最終テストになるという。前回のテストでは、周辺の通りで渋滞が起きた。一方、6月28日にパウリスタ大通りで行われた車の締め出しに関し、サンパウロ市交通技術公社(CET)は「閉鎖による影響はなかった」との見解を発表した。
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クルゼイロで全国選手権2連覇を成し遂げたマルセロ・オリヴェイラ監督を新監督に迎えて以来、パルメイラスが絶好調だ。6月28日には宿敵サンパウロを4―0で圧倒し、1日のシャペコエンセ戦も2―0で危なげなく勝利。一方、28日にパルメイラスに完敗したサンパウロは調子を崩し、1日のアトレチコ・パラナエンセ戦も1―2で落とした。