伯字紙によると、今月1日より、州の配給プログラム「ヴィヴァ・レイテ」の基準が代わり、受給対象から外された家庭から不満の声が上がっているという。同プログラムは、発育期の子供に対し、州が毎月15リットルの牛乳を配給するものだが、受給対象年齢が従来の「生後半年~6歳11カ月」から「生後1年~5歳11カ月」へと変更された。このプログラムには、これまで35万3千人の利用者がいたが、3万7千人が切られることとなった。これに対し、主に貧困層が家庭での負担増を嘆いている。州の社会開発局は「6歳以上は小学生用のプログラムがあり、1歳以下は授乳を促進する目的だ」と説明しているが。
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4日に行なわれたサッカーのコパ・アメリカの決勝戦、チリ対アルゼンチンは、0―0で決着がつかずPK戦にもつれこんだ結果、チリが4―1でものにし、地元開催の利を生かし、悲願の初優勝を成し遂げた。チリはチームの顔であるミッドフィールダーのビダルが開催中に自動車事故を起こしながらも、処分されることもなく決勝まで出場できたことも大きかった。ブラジルは今回の反省をW杯予選にいかしてほしいもの。
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先週末、寒冷前線の到来でまとまった雨の降ったサンパウロ州だが、グアラピランガでは5日午前9時の計測の時点で月間降水量が44ミリとなり、早くも月間平均降水量(42ミリ)を超えた。他にもアウト・チエテ、アウト・コチア、リオ・クラーロでも月間平均の半分を超えたが、肝心のカンタレイラはまだ3割程度なのが残念なところ。
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