今月2、3日に強い雨が降ったばかりのサンパウロ州だが、7日も強い降雨が午前中と夕方にあった。8日午前9時現在のサンパウロ州の主要水系の降水量を見ると、5日のグアラピランガに続いて、アウト・コチアも月間平均降水量を超えた。グアラピランガは早くも月間平均約1・5倍の60ミリに達している。さらに、サンパウロ市での月間降水量も7日午後1時現在で45・7ミリに達し、月間平均の47・2ミリをもう少しで超える勢いだ。しかし、カンタレイラでは7日も2・6ミリ、アウト・チエテも同1・3ミリ降ったのみ。最も降って欲しかったところが微増だったのは悔しい。サンパウロ市近くにもう一つ水系が欲しいか。
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サンパウロ州プライア・グランデの不動産店勤務の女性ダニエラ・デ・サー・アヴィーギさん(36)が2日、美容整形に伴う感染症で死亡した。ダニエラさんは6月23日に市内の形成外科で腹部の脂肪吸引と胸へのシリコン挿入、臀・大腿部のピーリング(角質剥ぎ)を受けたが、強い痛みと発熱や血圧低下で、6月28日にサントス市の病院の集中治療室に入院したまま帰らぬ人となった。ダニエラさんのピーリングは、10年以上前から使われていない危険を伴う方法で行われたようだ。
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護憲革命記念日のきょうから12日まで、サンパウロ市民には4連休を取る人も少なくない。今日の車の渋滞は、海岸方面の高速道だとアイルトン・セナやタモイス高速道が朝から昼過ぎにかけて、内陸方面ではアニャンゲーラやカステロ・ブランコが朝から昼過ぎ、レジス・ビッテンコートやフェルナン・ジアスで朝から夕方まで混雑とのことだ。