リオ五輪前哨戦とも言えるパンアメリカン(汎米)トロント大会が10日に開幕した。
国外大会では過去最大の590人の選手団を送り込んだブラジルは、五輪(COB)が本番でも「メダル量産のけん引車」と期待する柔道等でメダルを獲得している。
11日は柔道女子52キロ以下級でエリカ・ミランダが金、女子48キロ以下級でナタリア・ブリジダが銅、男子60キロ以下級もフェリペ・キタダイが銀を獲得した。体操男子も団体で銀を取った。
12日も男子柔道66キロ以下級のシャルレス・チバナがオール一本勝ちで優勝、女子57キロ以下級のラファエラ・シウヴァも銅を獲得した。射撃ではフェリピ・ウーが金、男子フィギュアローラースケートのマルセル・シュトゥーメルは同大会4度目の金を獲得した。同種目女子はタリタ・ハースが銀を取った。男子4人制カヌーが銀、女子7人制ラグビーと新体操女子、乗馬団体で銅だった。
13日も午後2時半までの時点で、男子カヌー個人でケイロス・ドス・サントスが金を、カヌーその他の種目で銀1、銅2を獲得した。