5月27日にピアウイ州カステロ・ド・ピアウイ市で起きた少女4人への暴行・強姦事件の犯人の1人が16日、少年刑務所教育センター(CEM)で殺されたと17日付G1サイトが報じた。
殺されたのは同件に関与した15~17歳の少年4人の1人で、他の3人から殴る・蹴るの暴行を受けた。悲鳴を聞いたCEM職員らが救出したが、助からなかった。
少年4人は40歳の成人犯の指示で少女4人を拉致し、暴行、強姦後に高さ10メートルの崖から投げ落とし、被害者の1人は死亡した。逮捕後の4人は別々の房にいたが、9日に24年間の更生教育を命じられ、15日にCEMに移送後は同じ房に入れられた。
殺された少年は警察の捜査にも協力していたが、アントニオ・ロペス少年裁判所判事によれば、他の少年達は「暴行・強姦事件の時、あいつは俺達以上に酷い事をやった」と話していたという。同判事は4人を同じ房に入れたのはCEM側のミスとし、残る3人を別の施設に移送、房をわけさせた。同判事によると、CEM収監者達は「4人共いずれ殺すつもりだった」という。