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汎米大会=水泳ペレイラ大会記録達成=4大会通算23個目のメダル

 カナダのトロントで開催されている汎米大会(パン・アメリカン)の水泳最終日の18日、ブラジル人のチアゴ・ペレイラ(29)が、200メートルメドレーで銀メダル、400メートルメドレーリレーで金メダルをそれぞれ獲得し、今大会5個目、2003年から参加している同大会で23個目のメダルとなり、キューバのエリック・ロペス(体操・22個)の大会記録を更新したと19日付伯字各紙が報じた。
 同選手は「チームメイトみんなに囲まれてメダルを受け取れて、特別な気分だ。この記録は自分個人だけのものじゃない、ブラジル水泳界の記録だ」と語った。
 17歳にして、03年サントドミンゴ大会(ドミニカ共和国)で同大会初出場を果たしたチアゴ・ペレイラは、翌週に迫ったロシア開催の世界水泳と、リオ五輪に次なる目標を定めている。「気力の続く限り、引退は考えない。世界水泳では、いくつかの種目で不本意だった汎米大会のタイムを超えたい」と意欲を見せた。
 ブラジルは今大会を来年のリオ五輪への前哨戦と位置づけ、国外開催大会では最大の選手団を送り込んだ。メダル獲得数で米国に次ぐ2位につけることを目標としている。
 20日昼の時点で、ブラジルは164個の米国、143個の開催国カナダについで獲得メダル数100個で3位につけている。