サントアマーロ連合婦人会(吉井友子会長)は創立40周年を記念し、12日にACESA(サントアマーロ連合文化協会)で記念式典を開催した。約130人が出席し会の存続を祝うと共に、親睦を深めた。
1974年に創立した同婦人会は昨年に40周年を迎えていたが、式典の日程の調整がつかなかったため、1年延期して開催された。70~90代の婦人約50人が所属している。
会場には日本に出稼ぎに行った際、東日本大震災で家屋の下敷きになった筒井りつこさんも車椅子で来場し、仲間との再会を喜んでいたという。
会の最年長である桜井みつえさん(101)、現役で相談役と書記を務める黒木ふくさん(95)の二人には、高齢者表彰が行なわれた。
吉井会長(80、二世)は「皆喜んで、とてもにぎやかだった。これからはもっと若い人に入ってもらい、活動を続けてもらうことが私の夢」と話した。