世界的なスーパースター、マイケル・ジャクソンの父親であるジョー・ジャクソンさんが、訪問先のサンパウロ市で脳血管障害(AVC)を起こして倒れ、市内病院に入院中だ。
ジョーさんは、サンパウロ南部にあるゴルフ・クラブ(名は明かされず)が主催する、同氏の87歳の誕生日を祝うパーティに招かれ、22日からサンパウロ入りしていた。
ジョーさんは22日にサンパウロに着くと、24日にはサンパウロの人気サッカー・チーム、コリンチャンスの練習場に姿を現し、自分の名前が記された背番号10のコリンチャンスの特製ユニフォームをプレゼントで渡されていた。
パーティは26日の夕方に行なわれる予定だったが、当日に不整脈を訴え、サンパウロ市西部のアルベルト・アインシュタイン病院に昼過ぎに運ばれ、そこでAVCとの診断を受け入院することとなった。
パーティの主催者であるジュニオール・ドナットさんによると、「脳出血が疑われている」状況で、院内でいくつかの精密検査を受けるが、会話などはできている状態だという。
なお、総額60万レアルの費用がかかったというゴルフ・クラブでのジョーさんの誕生パーティは、本人が不在ながらも約180人が詰めかけて行なわれたという。