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「リンペーザ」は日本の美徳

 県連日本祭りで、普段お世話になっている県人会の出店を手伝った。ここは毎年、全ての県人会の中で屈指の売り上げを誇る。コラム子が手伝った土曜日は大雨にも関わらず、お昼時には大行列で、休むまもなくひたすら卵を割り続けた。
 作業を続けるうちに、持ち場の流し台が徐々に汚れていく。卵を割り続けるほんの少しの時間をぬって掃除を始めた。でも、掃除した先から汚れ始めるので、コラム子と汚れの、まさに「一進一退の攻防」だった。
 きれいになっても、その清潔さを保つのが大変だった。他の持ち場の方から「こんなに流し台きれいに使う人初めて見た」と声をかけられ、疲れもふきとんだ。
 去年は観光客として裏の苦労など気づかないで飲み食いし、楽しんだ。今年は一歩踏み込んだ側から楽しませてもらった。準備に奔走した皆さん、お互いにお疲れ様でした。(規)