サンパウロ州オザスコ市のブラデスコ・スポーツ教育センターで3日の午後、リオ五輪の聖火リレー概要が発表された。
聖火リレーは来年の5月に始まり、ブラジル全土300都市を通過する。聖火はスポーツ選手、公募で選ばれた12歳以上のブラジル人、有名人など1万2千人の手によって、100日余りかけてリレーされ、来年8月5日の五輪開幕日に、開会式会場リオのマラカナン競技場に到着して終了する。
「公募サイトに申し込んで、スポーツに関わりのある人、困難を克服した人、地域社会に貢献した人を推薦して登録する。自分自身を登録する事はできない」とブラデスコ銀行マーケティング部長のジョルジ・ナッセール氏が説明した。
エントリーされた人のエピソードはブラデスコ銀行、五輪委からの職員で構成された委員会で検討される。応募の締め切りは10月14日で、聖火ランナーは来年2月に発表される。
聖火は16年4月にギリシャのオリンピアで採火され、首都ブラジリアに空路で運ばれる。そこをスタートし、ブラジル全土を反時計回りに一周する。