汎ズットラ花卉生産者協会(ALFORD、玉田剛会長)が「第24回アルジャー花祭り」を、22、23、29、30、9月5~7の7日間(午前8時半〜午後6時)、アフロード展示会場(Av. PL do Brasil, km 4,5, Fazenda Velha, Aruja)で開催する。
今年は「愛の賛歌」をテーマに、2千平米もの広大な会場を結婚式のイメージで飾りつける。毎年約4万人が来場する。
直売会場では、ズットラ街道沿いの地域で生産された各種ラン、サルビア、シクラメン、ベゴニアなど花卉類を安価で販売。新種「Devon Wine」など珍しい品種の入手や、専門家の助言を仰ぐ機会にも。舞台では様々なアトラクションが予定されている。
同会から玉田会長、大坪満次副会長、大浦格日語秘書が来社し、「今年はコチョウランやデンドロビウムが豊富です。何百種類もの花がありますよ」と呼びかけた。
入場料は22レアル(前売り16・5レ)、8歳以下無料、60歳以上と学生は半額。駐車場は13レ。開会式は22日午前10時から。
チケットの購入場所はサイト(www.aflord.com.br)を参照。問い合わせは同会(11・4655・3006/4227)まで。
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今年のアルジャー花祭りがテーマに結婚式を選んだのは、戦略的理由とか。同祭のサイトによれば、ブラジルにおける結婚式市場は150億レアル規模。IBGEの調査によれば年間100万組が結婚式を挙げており、花・装飾類は結婚費用の15%も占めている。ALFORDは花を生かしたバラエティある装飾を提案し、消費量アップにつなげたい考えだ。結婚を控えるカップルを何組魅了できるのか。花を扱うプロとしての腕の見せ所かも?