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東西南北

 9日、サンパウロ市東部のカンガイーバで、「父の日」のため仮釈放されていた21歳の受刑囚による、72歳の女性の強姦未遂事件が起きた。同受刑囚は同日午前6時30分頃、武装しているふりをして、自宅前に立っていた女性に近づき、脅して家に入ると抱きついてキスをし、頭を殴った上、強姦しようとしたという。丁度その時、別室で寝ていた女性の息子が大きな音に驚いて目を覚まし、様子を見に来たため、受刑囚はあわてて逃げたが、今度は近所の店に駆け込み、63歳女性を脅して5レアルを奪って逃げ、通報を受けて地域を捜索中だった軍警に逮捕された。受刑囚は強盗などの罪で服役中で、7日に仮出所したが、親不孝な結果となった。
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 サンパウロ市の名物高架橋、ミニョコン(コスタ・エ・シウヴァ高架橋)の真下に、9日から自転車専用道が開通した。同高架橋の中央部分にできたこの専用道はセントロから西部バラ・フンダまでの4・1キロをつなぐものだが、ミニョコンの柱の部分では、自転車、歩行者共に道幅がかなり狭くなり、自転車と一般の歩行者がぶつかる可能性があるなど、安全面で不安が残る。これが今後、どこまで市民に愛されるかは課題の見直し次第か。
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 ネイマールが所属のバルセロナFCから15日の出場停止を言い渡された。その理由はおたふく風邪で、これにより、同選手は同クラブが参加する公式戦3試合に出場できず、長引けば23日開幕のスペイン・リーグ初戦も危ういという。おたふく風邪は水疱瘡やはしかと並び、通常、子供がかかる病気だが、大人がかかると長引くことでも知られる。お大事に。